和名:カノコガ
学名:Amata fortunei
大きさ:16~20 mm (前翅長)
採集できる季節:6、8〜9
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟前で採集されました。
説明:ツメクサ、スギナ、ギシギシ、タンポポなどの雑草を餌としています。鹿の子(シカのこ:カノコ)のようなもようがあることから、そう呼ばれます。昼間に活動し、草地に多く見られます。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 糸状の触角(しょっかく)。
  • 透明(とうめい)な紋の変異(へんい)はすくない。まれに、前翅(ぜんし)第1室の2紋が合わさった大きな白紋となるものもいれば、はんたいに小さくなったものもいる。
  • キハダカノコもよく似ているが、キハダカノコの腹部は黄色一色なのに対して、カノコガでは、腹部は黒色が基本であり、2つの黄色環をもっている。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑I 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館